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自分が死んだときに、海外の積み立てや保険はどうなる? 日本の生命保険との違いは!?

2021年7月4日

仮に、自分の親が亡くなったとしたら、

どの生命保険に入っていたか、どのように調べるでしょうか?

これまでであれば、保険会社へ個別に問い合わせて、確認する必要がありました。

(どれだけの会社に連絡しないといけないのか?? げんなりしますね。。。)

 

そんな大変な作業を簡略化する制度が2021年7月1日から始まりました。

それは、「生命保険契約照会制度」といいます。

新制度を使えば、生命保険協会(生保協会)に加盟する全42社に

一斉に契約を確認できます。

これは、親の死亡だけでなく、認知症や災害時でも利用できます。

利用できるのは、契約者本人の死亡時は、相続人や弁護士ら代理人。

認知症時は、3親等内の親族や代理人。

費用は、照会1回につき3,000円です。

ただし、照会結果は、生命保険契約の有無だけであり、

生命保険契約の種類の調査や保険金等の請求は行えないとのことです。

この制度を使えば、会社がわかるので、その会社に問い合わせすれば、

一件落着ですね!

特に、東日本大震災などの災害でも利用できるので、重宝すると思います。

詳しくは、生保協会のHPでご確認ください。

 

オフショアの積み立てやオフショア保険では、どうなるのか?

日本で生命保険の照会制度ができるのなら、海外はどうなのよ・・・!?

ということですが、

残念ながら、そのような制度は聞いたことがないです。

よって、自分がもしも何かあったときのことを想定して、

家族に対し、加入している保険や連絡先を伝えておくしかありません。

さらに、残された家族が、海外のIFAや窓口に英語で問い合わせするのは、さすがにハードルが高いため、

日本語で連絡ができることが重要です。(お子さんや家族が英語ペラペラなら頼りがいがありますが。。。)

もしくは、契約時に手伝ってもらった人に、携帯電話で相談連絡ができるようにするのもよいと思います。

もう少し詳しくは、次回に!!!

まとめ

日本の生命保険会社は、「生命保険契約照会制度」で一括問い合わせが可能。

ポイント

  • 日本の生命保険各社42社に照会が可能。
  • 1回3,000円
  • 本人の死亡時、認知症だけでなく、災害時でも利用可能。

次回は、海外保険についてです。

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