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自分が死んだときに、海外の積み立てや保険はどうなる!?その2

2021年7月9日

前回のおさらい

簡単なおさらいです。前回のブログ

自分が死んだときに、海外の積み立てや保険はどうなる? 日本の生命保険との違いは!?

おさらいです。

・日本の生命保険会社は、「生命保険契約照会制度」で一括42社に照会が可能。
・1回3,000円
・本人の死亡時、認知症だけでなく、災害時でも利用可能。

今回は海外の積み立てや保険について、自分が死んだ場合のことを考えてみます。

家族に対し、加入している保険や連絡先を伝えておく

日本の生命保険では、「生命保険契約照会制度」が使えますが、
海外の生命保険では、そのような制度はないです。

ご自身できちんと準備をしておく必要があります。

どの家庭でも登記簿謄本とか、保険証を保管している場所があると思います。

そこに、連絡先をわかりやすく表示するのがよいです。

また、契約サイトや海外銀行口座にログインできるように、

ログインID、パスワード情報などは、紙に書いて残すのがよいです!!!!

特に、海外銀行口座のログインは特殊です。

HSBCのログインで、ワンタイムパスワードを表示する方法は、
トライしたことない人は、かなり難しいと思います。(何回か間違うとロックするはずですし。。。)

オススメなのは、年に一度(正月とか)に、家族とログインしてみるのがよいです。

そうすることで、現在の運用実績の確認や、自分自身でもログインのリマインドにもなります。

災害で自宅が全壊したら?

日本は、災害大国なので、物理的に自宅がなくなることも想定する必要があります。

情報を写真にとって、i-Cloudなどのクラウドサービスにアップしておき、
家族と共有しておいてください。

そこまでできていれば、完璧です。
(私は、できていないです、、、)

けど、情報を取られそうで怖くない!??

クラウドサービスに、すべての情報を保管することに抵抗がある人もいると思うので、
その場合は、必要最低限の情報(保険会社と契約番号)でよいと思います。

保険金の受け取りの手続き方法、流れ

日本語で連絡が可能な窓口であれば、残された家族も対応も比較的簡単ですが、

IFAや保険機関がが英語しか対応できない場合は、マニュアルを作成しておくか、

契約時に手伝ってもらった人に、携帯電話で相談連絡ができるようにしておいてください。

実際の手続きでは、死亡診断書のコピーを郵送し、保険会社から手続き書類を受け取ります。

本人確認書類として、
・パスポート(3か月~6か月残)コピー
・運転免許証コピー
・振り込み先(海外口座か日本口座)
が必要です

最近だと、マイナンバーカードの番号も必要になるかもですね!!!!

「まとめ」

・海外の生命保険会社は、残された家族が契約先に連絡する必要あり。

ポイント

・残された家族がきちんと連絡を取れるように、契約サイトや海外銀行口座のログイン方法を残す。

・保険会社とその契約番号、保険会社やIFAのログインID、パスワード情報などは、紙に書いて残す。
もしくは、その内容をクラウドサービスに保管し、家族と共有しておく。

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