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香港の積立投資のIFA変更での質問まとめ

前回のブログにて、IFA変更の手続きを完了しました。

その手続きをする際に、何点か質問しましたので、情報共有です。

①新IFAに移行したあと、今持っているファンドは、新IFAの運用に一気に切り替わるのでしょうか?もしくは、徐々に変更していくのでしょうか?

新IFAへの移管手続が完了すると、保有されているファンドを売却し、新IFAが指定するファンドを購入します。

売却時期の状況を見て、徐々に売却と購入が行われるのではなく、一度に行われます。

「一度に切り替わるのですね。。。そりゃ個別に柔軟に対応するのは、難しいですよね」

②積み立て期間は、25年だったと思いますが、解約時はどのような流れになりますでしょうか?
 

「契約時に聞いたかと思いますが、その時の解約のことは上の空でした。。。」

○○様の積立開始日は2013年〇月〇日、積立期間終了日は、2038年〇月〇日です。
(ちなみに2038年は、57歳です)

積立期間終了日近くになると
「運用を継続」または、「満期解約手続」のいずれか選択となります。

「運用を継続」

積立期間終了日以降は、お積立金の引落しは自動的に停止します。
運用継続をご選択される場合は100歳を迎える年の前年の6月27日まで運用を継続することができます。

積立口座は「初期口座」、「貯蓄口座」の2つに分かれています。

初期口座は保険会社であるスタンダートライフ(SL)社が徴収する手数料が高く設定されています。運用を継続される場合は初期口座と貯蓄口座が合体し、貯蓄口座の手数料体系が適用されます。また、積立期間終了後はいつ解約されても、解約手数料が発生しないため、口座時価総額の状況を見ながら、ご解約のタイミングを計ることができます。

全部解約ではなく、定期的に一部引出しを行いながら、運用継続することもできます。

【初期口座】
最初の24カ月分の積立金とその運用益が運用される口座
原則引出しができない口座で、積立期間終了前に引出しされると全部解約とみなされます。
SL社手数料→毎月、初期口座時価総額の0.5%(年間約6%)を「初期口座」から引落し

【貯蓄口座】
25カ月目以降の積立金とその運用益が運用される口座自由にお引出しができる口座
SL社手数料→毎月、貯蓄口座時価総額の0.125%(年間約1.5%)を「貯蓄口座」から引落
SL社手数料→毎月、7.5米ドルを「貯蓄口座」から引落

「満期解約手続」

積立期間終了後に満期手続をご選択される場合、満期解約手続時の口座時価総額が満期金として満期手続書類にご記入いただくご指定銀行口座にSL社から送金されます。

HSBC香港口座でお受取り、もしくは日本国内のお客様名義の外国送金受付可能な銀行口座でお受取りができます。銀行口座は満期解約手続書類にご記入いただくため、事前に指定いただく必要はございません。

SL社からは米ドルで満期金が送金されます。

日本国内の銀行口座で米ドル口座を保有されていない場合は、満期金が銀行に着金した時点でその銀行が適用する為替レートで日本円へ振り替えられ、日本円口座へ入金されます。米ドル口座を保有されている場合は、米ドルのままお受取りいただくことができます。

③自分でIFAを見つけて、そこに依頼することは可能でしょうか?その場合、御社への手数料や手続きはどのような流れになりますでしょうか?

続きは、次回で!!!

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