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積立投資をしているが当初の設計書通りの利回りが出ないので他に乗り換えたい

2021年1月18日

時々、長期の積立投資をしている方からこのようなご質問をいただきます。

 

とあるIFAで積み立て投資をして8年になります。マイナスというわけではありませんが当初の設計書通りに増えていきません。正直、他でやっている株やFXの方が利益が出ており、また、最近のビットコインの上昇を見ると積立てをやめて、あるいは一部解約をして、利益が出ている方に集中したほうがいいのでは・・・? と思っていますがどう思いますか?

積立期間は25年ですので、このまま積立てを続ければどんどん機会損失をしていくような気がします。

 

 

それは別に考えるべきです

以前にもブログで書きましたが、長期の積立は満期まで続けられない人が多いんです。

 

しかも、なぜ? と思うかも知れませんが、毎月の積立額が少ない人ほど 続きません。

 

 

さて、

冒頭の質問にはほとんどの場合、次のようにお答えしています。

 

長期の積立投資と株やFX、ビットコイン、あるいは不動産投資とは別物。長期の積立は満期まで続けてこそリターンを得られるように設計されているので、愚直に続ける方がよいと思います。

そもそもの考え方として、長期積立と株やFXなど他の短期的な投資のリターンを比較することに意味はありません。

 

ただ、この回答をするには前提があります。

その前提とは、長期的に見て本当にリターンが生まれる設計やポートフォリオになっていることです。

 

 

上のご質問の例では、すでに8年も積み立てています。

が、逆に言えばまだ8年です。

 

 

中には、積立てを初めて2年とか3年で

  • 利益が出ていないのでやめたい
  • IFAに能力がないのではないか

 

ひどい場合には、

  • 詐欺ではないのか

 

といったことで「解約したい」「別のものに乗り換えたい」とおっしゃる方もおられます。

 

 

長期積立は、決めた金額を愚直にコツコツと淡々と積み上げていくのが、唯一無二の成功法則です。

 

 

長期積立が続かない原因

先ほども書いたように、長期積立てを愚直に続けていくのは、本当に難しいことです。

 

続かない原因は

  1.  そもそもの設定額に無理があった
  2. 紹介してくれた人やIFAに不信感がある
  3. その商品や投資について話す仲間がいない

 

などがあげられると思います。

 

1の設定額に無理があったのは、もしかしたら契約時に紹介者やIFAから「後から減額すればいい」などと煽られて、無理目の金額で始めてしまったのかも知れません。

 

その場合は、その投資の規約や条件を確認し、減額できるならしても良いと思います。

 

積立額を減額する場合などは、そのことで受ける不利益(例えば 元本確保がなくなる など)をしっかりと確認、納得してから行ってください。

 

 

2や3の場合は、SNSなどを活用したりしながら、ぜひ仲間を見つけてください。

 

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