ブログ 銀行口座(HSBC他)

HSBC香港口座はしっかりとその意味や目的を持って開設しよう!

2019年7月18日

時々、

やはり、HSBC香港の口座は持っておいた方がいいですか?

といったご質問をいただきます。

 

個人的見解として、

香港で資産形成の機会を増やしていきたいのなら、持っておいた方がよいと思います。

と、お答えしています。

 

でも同時に、

保険や積立て商品とセットで開設を勧めてきて、高額な手数料を請求する人がいるので、ご注意くださいね

ともお伝えしています。

 

口座を持つ目的をはっきりしておく

香港で投資・資産形成の機会を増やしていきたいのなら、持っておいた方がよいと思います。

保険商品の払込み(引き落とし)や受取用口座としても使えます。

 

また、2019年8月からアドバンス、スマートバンテージの維持管理手数料が不要になりました。

心理的ハードルも少し下がる気がするので、香港を活用して資産形成や運用をしようと思っているなら作っておくといいと思います。

HSBC口座開設はだんだん難しくなっている

わたしがHSBCに口座を開設したのは、2015年です。

 

きっかけは、以前から「いつか作りたい、活用したい」という想いはあったのですが、

いよいよ、本当に難しくなるよ・・・!

と聞いたので、思い切ってほぼ日帰りで行ってきました。

 

日本人は保険・投資の契約も難しくなっている

わたしがHSBC口座を開設した2015年から比べても、ますます口座開設は難しくなってきているのが実情です。

口座開設だけではなく、日本人が契約できる保険も、2019年7月時点では サンライフとFTライフの実質2社だけとなりました。

 

この理由は様々、憶測も含めて情報が飛び交っていますが、どう頑張っても「上」の決めたことには従うしかありません。

 

開設が難しくなる背景

定かなことはわかりませんが、保険や投資商品を日本人が契約することが難しくなった理由に、日本の金融庁からの「お達し」が香港側になされたと・・・

 

いや、定かなことはわかりませんが、

日本にしてみたら日本の金融機関の投資商品を買って欲しい のでしょうね。

 

また、

  • HSBCの口座を作ることに満足してしまい、その後 あまり活用されていない(投資に活用されていない)
  • 言葉(英語・中国語)が不自由な人が多く、コミュニケーションに難がある

 

などの背景もありそうです。

 

口座開設で留意すべきこと

HSBC香港には口座のグレードが3段階あります。

種類 平均預金残高
プレミア(Premire) 1,000,000HK$
アドバンス(Advance) 200,000HK$
スマートバンテージ(SmartVantage) 5,000HK$

口座開設時に必ずしも平均預金残高以上の入金をする必要はありません。

 

ほとんどの日本人は、ATMカード発行の早さなどからアドバンス口座を開設し、平均預金残高の関係でスマートバンテージへダウングレードするパターンが多かったと思われます。

 

でも、ダウングレードの手続きを忘れていたりして、平均預金残高を下回るまま口座を維持し続ける・・・ と言ったことも多いようです。

 

銀行側にしてみれば、迷惑な話です。

以前は、平均預金残高を下回ると所定の「口座維持管理手数料」がかかっていましたが、そのことをメールや手紙で知らせても英語が理解できず、放置・・・ ということもあったと聞きます。

 

8月から撤廃されるというものの、やはりある程度グレードに応じた残高は必要に感じます。

 

英語力が試されます

HSBC口座開設時には、担当者と面談形式で質問に答えなければなりません。

 

もちろん、担当者もゆっくり話してくれたり、わからなそうにしていると違う言い回しをしてくれたりしますが、「HSBC口座開設想定問答集」などもありますので、ぜひ英語に慣れておいてください。

 

サポート会社を活用しよう

どうしてもHSBC口座が欲しいなら、開設をサポートしてくれる会社を利用しましょう。

 

有料ですが、英語の想定問答集も用意してくれたり、口座開設後のカードのアクティベート(有効化)のやり方やインターネットバンキングなども教えてくれたりします。

 

料金は4000〜6000香港ドルが相場なようですが、スターエクセル社さんならもっと安く高品質なサポートをしてくれますので、バナーをクリックして確認してみてくださいね。

 

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口座開設の目的をはっきり持つ

HSBCはじめ香港内の銀行口座を持つことは、香港で投資や運用をしていく人にとっては便利に使えます。

 

口座開設後も定期的なログイン、残高の変化や資金移動が必要です。

 

保険や投資商品の購入・契約に香港の銀行口座が必須ではありませんが、今後、香港で投資・運用をしていこうと思うなら、HSBCはじめ、香港内に銀行口座をもっておいて損はありません。

 

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