FTライフのリージェントプライム、リージェントエリートにて変更ありと以前のブログにてお伝えしました（２０２１年１０月変更分）。
おさらい
②早期のリターンを重視するリージェントプライム（Regent Prime）では、「元本確保」は変わらず、「解約返戻金の損益分岐点」が８年から７年と１年早くなった。ブログ参照
③長期間保有を重視する「リージェントエリート（Regent Elite）」では、「元本確保」は１５年から１８年と遅くなった。「解約返戻金の損益分岐点」は変わらず
もくじ
FTライフのリージェントエリートの解約返戻金を比較
長期間保有を重視する「リージェントエリート（Regent Elite）」を確認していきます。
FTライフの商品紹介ページはこちら
https://www.ftlife.com.hk/en/products/life-insurance/savings/regent-elite-II-premier-insurance-plan.html
これまでのリージェントエリートは、貯蓄型の元本確保型の生命保険です。ただ、解約返戻金のメリット授受が超長期の保険であったたため、３０年以上契約しないとリージェントプライムに勝てない設計になっていました。あまり契約する人は少ないんじゃないかな？という保険でした。
今回の変更内容の詳細を確認していきます。５年で52,000米ドルを入金した場合の １年目～２０、２５、３０年目と８８年目の解約返戻金を記載しました。
左が変更前、右が変更後です。
解約返戻金の損益分岐点は、変更前後で変わらず８年になっています。
解約返戻金が２００％すなわち、解約返戻金が２倍になる時期は、１９年が１８年になっています。
ここだけ見ると、改善されているように感じます。 （この資料では載せていないですが、「元本確保」は１５年から１８年と遅くなっています）
すべての数値を年数ごとの勝ち負けを〇、×で比較しました。〇が変更後が優位の場合です。リージェントプライムと同様に少し違和感がありますが、全体的には、改善されています。特に１７年目以降の値が良くなっています。
グラフで比較
グラフで比較するとこのようになります。
変更後ーは、１０年以内の解約返戻金を下げているものの、１７年目以降の数値は良くなっています。これまでのリージェントエリートは、超長期の保険であったたため、３０年以上契約しないとリージェントプライムに勝てない設計になっていましたが、使い勝手のよい保険に生まれ変わっています。１～２０年、２５年、３０年の解約返戻金の平均値は、変更前7.18万ドル、変更後7.40万ドルでしたので、確実に良くなっています。
ほんとに使い勝手が良くなったか！！！？？？
変更後のリージェントプライムとエリートを比較していきます！続きは、次回のブログで！！
まとめ
長期間保有を重視する「リージェントエリート（Regent Elite）」の変更内容を整理します。
まとめ
②「元本確保」は１５年から１８年と遅くなり「改悪」。
③解約返戻金が２倍になる時期は１９年が１８年になり「改善」
④１７年目以降の解約返戻金が増えており全体的には「改善」
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